世界基督教統一神霊協会(統一教会)
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1 神が準備された摂理
(1) 韓国に準備されたキリスト教の基盤
2000年前にイスラエル民族がイエス様を生きてメシヤとして受け入れることができなかったため、キリスト教信徒が第二のイスラエル選民となり、その摂理の中心地はイスラエルから、ローマ、イギリス、アメリカへと移動し、そのアメリカの宣教師が韓国の地にキリスト教を定着化させていった。
したがって韓国のキリスト教の立場は、イエス様以後2000年にわたって再臨主を待ち臨んできたキリスト教徒を代表してメシヤを受け入れるべき立場であり、今日世界に拡がっているキリスト教徒を代表してメシヤを受け入れるべき立場にあった。
2000年前、イエス様が降臨される時代において、イスラエルがローマの属国となっていたが、神は必ずメシヤを遣わして自分たちを救って下さると信じていた。そのように、今日においても、終わりの日には、韓国は日本の支配から解放され、再臨主が遣わされるという霊界からの啓示を、多くのキリスト教徒が与えられていた。
日本統治時代の末期において、熱心な教会の責任者たちはみな監獄に投獄され、拷問され、あるいは殺されていった。それに対し、キリスト教団の中には内心においては屈してはならないと思いつつも、外的には従い、権力と妥協する教団もあった。この両者の立場は、神の摂理から見れば、前者がアベル教団、後者はカイン教団の立場であった。
ところがアベル教団の中には、さらに特別な霊的啓示を受けた神霊集団の群れがあった。その中には旧約時代を代表する男性集団があり、新約時代を代表する男性集団があり、また旧約時代を代表する女性集団があり、新約時代を代表する女性集団があった。それは、過去のすべてを代表する立場の教団がなければならなかったためである。
(1)旧約時代を代表する男性集団
1.朴東基(シオン集団)
彼は、律法的な旧約的エデン復帰派の立場で、聖書のみ言(ことば)を守りながら、「解放以後には再臨主が必ず来る。肉身で再臨する。新郎として来られる主の前で、自分は新婦の立場である」と語った。
(2)新約時代を代表する男性集団
1.白南柱
元山のイスラエル修道院長で、預言と奇蹟ゆえに、多くの人々が魅惑された。彼は聖主教団の金聖道を訪ね、学び、共に歩む期間を持った。
2.李龍道
監理教の牧師・復興師で、教派の区別なく全国を巡回し、1933年、33歳で過労死するまで、837回の復興会と12、152回の説教を行なった。
彼は祖国の悲哀に泣き、独立運動のゆえに幾度となく投獄された。また、韓国教会の形式化と教権の創設に対して激しい批判を加えたため、晩年は教会から異端者として糾弾されるまでになった。彼は李浩彬らと共に「イエス教会」を創設したが、文先生は学生時代、京城におられたとき、その教会に通 われた。
3.金百文
1917年に生まれた彼は、元山のイスラエル修道院の白南柱牧師に会い、その弟子となった。後に京畿道の坡州にイスラエル修道院をつくった。
彼は、白南柱の精神を受け継いだ李龍道の精神を相続した立場の人物で、当時のキリスト教会において、その霊的背景、信仰において最高の立場にあった。とくに愛の理想を中心とした新約的エデン復帰派の立場にあり、まさしく「洗礼ヨハネ」の使命を果 たす立場にあった。
(3)新約時代を代表する女性集団
1.金聖道(聖主教団)
金聖道は1882年に生まれ、長老教会の信徒となり、独立運動の資金集めと、貧しい人々を助ける慈善事業をするとともに、サタンの多くの試練を克服しながら聖書の奥義をさぐる特別 祈祷を継続していた。
そうして、1923年4月、天からの啓示が与えられ、罪の根は人類始祖の淫行問題にあったこと、イエス様が生きてみ旨を成就しなければならなかったこと、再臨主は肉身をもって韓国に来られることなど、3時間にわたって教えられた。
ところが、これらの啓示を発表すると、長老教会から反対され、また、日本の統治時代は終わり、韓国に再臨主が来て解放されると語っていたため、独立運動の団体とみなされ、金聖道を含めた3名が投獄され、拷問された。100日以上の獄中生活を終えてまもなく金聖道は病死した。
2.許孝彬(腹中教)
許孝彬は聖主教団平壌教会の責任者の李一徳氏の夫人であった。聖主教団の使命が終わると、許孝彬が恩恵を受け、そのため大部分の聖主教団の人々が集まってきた。
天から腹中教に与えられた使命は、養父のもとでさびしく育ったイエス様の恨みを解くことと、再臨主を迎える具体的な準備をすることであった。乳児の産着から年齢に応じた衣服、寝具、屏(びよう)風(ぶ)から始まり、一切の生活品を最高のものでそろえ、また毎日3度の食事の仕度をし、精誠を尽くして準備せねばならなかった。
そこで何か不備なことがあると、すぐ懲戒が与えられ、体を患ったりしたため、言行に対して格別 の注意を払い、侍る生活に徹して準備していた。
しかし共産党により、社会秩序を乱したという罪名で、許孝彬をはじめ、幹部10名余が大同保安署に連行された。
(2)実体的カナン復帰のプログラム
韓国の多くの神霊集団の人々は、韓国が解放されることを霊界を通して知らされていたが、解放後の使命や、キリスト教の将来の展望などについては全く知らなかった。
そのため、文先生はこれらの神霊集団を連結させて一つにし、これからの新しい教会としての基盤をつくり、さらに韓国のアベル教団、カイン教団全体を統合して、新しい世界へ前進する国家として立てていこうとされた。
1948年に大韓民国が誕生し、大統領となった李承晩は、敬虔なキリスト教徒であり、彼の妻のフランチェスカも、閣僚となった多くの人々もキリスト教徒であった。
そして韓国のキリスト教が世界のキリスト教文化圏の中心であるアメリカのキリスト教と連結していたため、アメリカを通 して全世界が収拾されたならば即座に神の世界的基台が造られる歴史的ワン・チャンスの時が、第二次大戦終了後の時であった。
神の摂理から見れば、神側の立場にあった連合国家群の中でイギリスはエバ国家であり、アメリカがアベル国家で、フランスがカイン国家の立場にあった。
大戦終了後のこれらの国家群の使命は、エバとアベルとカインが一つとなって、韓半島にアダム国家を造ることと、共産世界を収拾することであった。そのために最も重要な立場にあったのが韓国のキリスト教の立場であった。
彼らが文先生と一体化し、連合軍を迎え入れることのできる基盤を造ったならば、実体的カナン復帰は7年で成就できるよう、神の摂理によって準備されていたのであった。
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